トークセッション
会場内特設ステージにおいて、空間デザイナーや識者を迎えてのトークセッションを行います。
今回もとても貴重な機会となります。ぜひご来場ご参加ください!
トークセッションご観覧のご予約は不要ですが、席数に限りがございますので、お早めに会場へお越しください。
■5月28日(水)
16:00-17:00
ゲスト:中原典人さん(UDS株式会社 代表取締役社長)
テーマ:「企画×設計×運営する組織の未来像」
UDSのデザイナーとして会社を牽引してきたお一人である中原さん。会社は昨年から野村不動産グループの一員となり、ご自身この4月から代表取締役社長という重責を担います。これまでのUDSが得意としてきた「企画」「設計」「運営」という三つの柱を、中原さんはどのように更なる磨きを掛けていくのか。アイデアマンである中原さんに「企画×設計×運営する組織の未来像」について伺います。
中原典人(なかはら・のりと)
UDS株式会社 代表取締役社長。1999年都市デザインシステム(現UDS)入社。コーポラティブハウス等の住宅から、ホテル・商業施設・オフィス等の建築およびインテリアデザイン、家具等のプロダクトまでトータルに手掛ける。2015年設計事業部COMPATHを立ち上げる。余白を大事に、独自の空間を幅広いデザインにより表現している。APIDA、DFA、FRAME、A Design等、受賞多数。
17:30-19 :00
ゲスト:
花岡郁哉さん(株式会社竹中工務店 東京本店 設計部 設計第2部門 設計4グループ長)
×
山路哲生さん(山路哲生建築設計事務所 代表)
テーマ:「建築が街の何を変えるのか」
日本を代表するゼネコンの設計部において大活躍中の花岡郁哉さん(竹中工務店東京本店設計部)、そして若手建築家注目株のお一人、山路哲生さん(山路哲生建築設計事務所)のお二方にご登壇いただきます。話題の建築プロジェクトを次々と手掛けながら、商空間デザインにも才能を発揮するお二方に「建築が街の何を変えるのか」をテーマにお話を伺います。
花岡郁哉(はなおか・いくや)
竹中工務店東京本店設計部グループリーダー。代表作として、「CORNES HOUSE 」「東陽町ぐりんたす」「リバー本社」「EQ House」「ミュウミュウ青山店(実施設計)」「UNIQLO TOKYO(実施設計)」「GINZA SONY PARK(追加基本設計・実施設計)」など。受賞歴に、日本建築学会作品選集新人賞、BCS賞、グッドデザイン賞など多数。
山路哲生(やまじ・てつお)
1980年香川県生まれ。2003年芝浦工業大学工学部建築学科卒業。2005年Architect Christian Kerez(スイス)。2006年横浜国立大学工学部社会空間システム学科建築学コース修了。2006~08年SAKO建築設計工社。2010~15年隈研吾建築都市設計事務所主任技師。2015年~山路哲生建築設計事務所主宰。芝浦工業大学非常勤講師。
■5月29日(木)
16:00-17:00
ゲスト:
天利 哲さん(ein schmidt 代表)
×
酢馬慶太さん(IRON WORKS KORU 代表)
テーマ:「ある鉄作家二人のart de vivre」
今回マテリアル展示企画として「金属」を扱う出展社さんに集まっていただきました。その中から、鉄の作家お二方にトークセッションにご登壇いただきます。 河口湖に近い鳴沢村にアトリエを構える天利 哲さん(ein schmidt 代表)と、石川県小松市をベースに活動される酢馬慶太さん(IRON WORKS KORU 代表)のお二人です。空間デザイナーや建築家との協業から生まれる鉄作品のお話から、日々の鉄作家としての生活までがっつり深掘りしてお話を伺います。
天利 哲(あまり・てつ)
金属造形作家。2000年長岡造形大学卒業(工芸デザイン鍛金専攻)。卒業制作優秀賞。2003年富嶽ビエンナーレ入選。個展、グループ展、多数。2013年ein schmidt(アインシュミット)設立。
酢馬慶太(すま・けいた)
鉄造形作家。鉄を溶断・溶接・鍛造・曲げる技術を駆使し、看板やオブジェ、手打ち鉄フライパンを製作。 近年は書道家との共作や日本文化をテーマにした表現にも挑戦しています。
17:30-19:00
ゲスト:祖父江一宏さん(日建設計 アソシエイトアーキテクト)
テーマ:「コミュケーションをどう設計するか」
祖父江さんは、商業施設なども手掛ける建築設計という専門分野を持ちながら、業界が注目する日建設計の共創プラットフォーム「PYNT」の中心メンバーとしても活躍されています。2年前にスタートした日建設計の「PYNT」が際立つのはその開放性と自由度。多くの外部のリソースを巻き込みながら、新しい価値の創造や社会課題の解決に注力されています(それも楽しそうに!)。そんな祖父江さんをゲストにお迎えし、「コミュケーションをどう設計するか」をテーマにお話を伺います。
祖父江一宏(そぶえ・かずひろ)
2009年日建設計 設計部入社。現在、企画開発部門コモンズグループ兼イノベーションデザインセンター所属。アソシエイト。「トリエ京王調布」の設計や「Woven by TOYOTA日本橋オフィス」等のデザインマネジメント、「てつみち」等のパブリックスペースを担当。用途を問わず、ソフトからハードまで横断し、人のアクティビティを中心に新たな関係性をデザインする共創パートナー。
なお、トークセッションのモデレーターはすべてBAMBOO MEDIA代表 笈川 誠が担当いたします。
マテリアル展示企画〈タイル〉
内外装マテリアルの代名詞とも言うべき【タイル】。建築やインテリアの世界において長い歴史を共に歩んできたタイルは、様々な用途や機能、目的を担い、製品の多様性も広がっていきました。現代では、アートタイルや、薄型、大判、プリントといった様々な製品が普及する中で、より建築やインテリア領域の創造性に寄与しています。この展示企画では、魅力的なタイル製品の多数をご紹介します。
左より、S-SENSE by RIPPU(立風製陶)、TNコーポレーション、雄山
マテリアル展示企画〈金属〉
原初的とも言えるマテリアル【金属】。建築やインテリア空間を支えるアイテムとして、繰り返される建材トレンドの中において確固たるポジションを築いています。機械工業の汎用製品を様々な加工技術や表現方法によって新しい価値を創造してきた金属マテリアル。現在では、リサイクル可能な素材としての一面も注目されています。今回の展示企画では、金属メッシュやアートピースとしての一点物などをご紹介します。
左より、ein schmidt (アインシュミット)、IRON WORKS KORU、竹中金網
マテリアル展示企画〈エコマテリアル〉
建築やインテリアの領域で、いまや欠かせないアイテムとなった【エコマテリアル】。施主や設計者が求める、エシカル、SDGs、リサイクル/アップサイクルといったキーワードをベースに、環境配慮型製品の開発に注力する建材メーカーは今後ますます増えていくことでしょう。今回の展示企画では、そうしたテーマに正面から取り組んだ各メーカーから自慢の製品が展示されます。
左より、STUDIO RELIGHT、緑川化成工業、 BELLISSI